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広大な敷地や多くの人が行き交う施設において、セキュリティの要となるのがAIカメラの「追跡機能(オートトラッキング)」です。従来の防犯カメラでは、対象者がカメラの画角から外れてしまうと、その後の足取りを追うことが困難でした。しかし、AIの画像解析技術とネットワーク連携を駆使した最新の追跡機能であれば、特定の一人をロックオンし、複数のカメラを跨いでシームレスに追い続けることが可能です。本記事では、AIカメラによる追跡機能の仕組みや導入メリット、具体的な活用シーンについて詳しく解説します。
AIカメラがどのようにして対象を正確に追い続けることができるのか、その高度な仕組みについて3つのアプローチから解説します。
レンズを上下左右に動かしたり拡大・縮小したりできるPTZカメラとAIが連携することで、強力な自動追尾(オートトラッキング)が実現します。カメラの画角内に不審者や不審車両が侵入すると、AIがその対象をロックオン。カメラ自体が対象の動きに合わせて自動で首を振り、ズームしながら撮影を継続するため、決定的な瞬間を最良の画角で捉え続けることができます。
AIは、単に「動く物体」を追うだけでなく、その対象が「人間」か「車両」かを瞬時に判別します。さらに、その人物の性別、年代、衣服の色(上着・ボトムス)、帽子やバッグの有無といった「属性情報(アピアランス)」をリアルタイムで自動解析・データ化します。この属性データがあることで、途中で障害物に隠れたり、他の人と交差したりしても、同一人物として見失わずに追跡し続けることが可能になります。
1台のカメラの画角から対象者が外れても、敷地内に設置された他のカメラへ追跡タスクがシームレスに引き継がれます。ネットワーク化された複数のAIカメラが互いの映像データを連携し合うことで、広大な施設やビル全体、さらには街区全体といった広域エリアにおいて、特定人物の連続的な移動経路を追跡・可視化することができます。
追跡機能を備えたAIカメラの導入は、防犯性の飛躍的な向上だけでなく、現場スタッフの運用の効率化にも大きなメリットをもたらします。
重要施設や夜間のオフィスなどで不審者の侵入が発生した際、AIが自動でその足取りを追跡します。どこから侵入し、敷地内のどこを経由して、どちらの方向へ逃走したのかをリアルタイムかつ正確に把握できるため、警察への正確な情報提供や現場への的確な指示が可能となり、迅速で無駄のない初動対応が実現します。
大型商業施設や大規模なイベント会場など、迷子が発生しやすい環境で非常に効果的です。保護者から「青い服を着た男の子」といった特徴を聞いた際、AIの属性解析と追跡機能を活用することで、その子供がいつ、どのカメラの前を通り、現在どこに向かって歩いているのかを瞬時に特定。捜索時間を大幅に短縮し、連れ去りなどの深刻なトラブルを未然に防ぎます。
従来のセキュリティ運用では、事件が起きた後に複数のカメラ映像を一つひとつ手作業で再生し、対象者の姿を目視で探し出す必要がありました。AIの追跡機能(タイムライン上での経路可視化)を導入すれば、対象者を1回選択するだけで全カメラから足取りを自動抽出できるため、監視スタッフが何時間もモニターに張り付く必要がなくなり、業務負担を劇的に削減できます。
対象者を見失わない正確な追跡機能と、それを支える圧倒的なデータ処理能力を兼ね備えているのが、株式会社テレコムが提供する「AVIGILON(アビジロン)」です。広大な敷地や、何百台ものカメラが稼働する大規模な現場であっても、対象の足取りを網羅的に追尾できる業界最高峰のシステムです。追跡機能に圧倒的な強みを持つAVIGILONの3つの特徴について解説します。
AVIGILONの代名詞である「アピアランスサーチ(Appearance Search)」は、人物の顔、衣服の色、体格、所持品などの全身特徴をディープラーニングで統合解析します。特定のカメラに映った対象者をクリックするだけで、施設内に設置されたすべてのカメラから過去の足取りや現在の居場所を自動で一括追跡し、地図上やタイムライン上に一筆書きのように可視化します。
AVIGILONのAIは、リアルタイムの映像解析にも極めて優れています。フェンスを乗り越えるような「侵入行動」や、敷地内での「うろつき」「突然の走り去り」といった異常な行動パターンを検知すると、即座に管理者にアラートを発報。同時に、対象の不審者が移動を開始してもAIが自動で追尾カメラと連携し、ターゲットを追い続ける体制をシームレスに整えます。
夜間や悪天候時でも、遠く離れた対象の衣服の質感や持ち物の特徴を鮮明に記録する高精細映像に対応しています。さらに、AIが映像内のあらゆる動体をデータベース化しているため、後から「証拠」として追跡映像が必要になった際、何日分もの録画データから該当の追跡ルート動画をわずか数秒で抽出。警察への提出や社内報告の作業工数を劇的に削減します。
| 会社名 | 株式会社テレコム |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘15-6 |
| URL | https://www.telcom-net.co.jp/camera/security_camera.html |
AIカメラの追跡機能(オートトラッキング)は、不審者や迷子、トラブルの発生時に「対象を絶対に逃がさず、その足取りを完全に可視化する」ための強力な防犯ソリューションです。PTZカメラの自動追尾や、複数カメラを横断するネットワーク追跡は、従来の目視監視の限界を打ち破り、警備体制の圧倒的な効率化と省人化を両立させます。大切な施設や多くの人が集まる場所の安全性を担保し、有事の初動対応を最速化させるために、追跡機能に強みを持つAIカメラの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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