AIカメラの導入や維持するためには費用がかかりますが、各社料金体系はさまざまです。そこで価格を公表している会社の情報を収集し、導入費用相場についてまとめました。
導入時にかかる費用です。内訳項目としてカメラなど機器代やシステム設定費用、工事費、契約事務手数料などがあります。費用相場は10万円前後ですが機器代や工事は別途になっているケースもあり、その場合は導入企業側で負担します。
通常はハードウェアとしてカメラの台数が増えれば、それだけ設置費用がかかます。その他、レンタルプランが用意されている場合もあり、初期費用は発生せず利用している間のみ月額費用がかかります。
月々の利用料としてかかる費用で、1万円前/月が相場です。カメラ1台につき発生するケースもあり台数が多いと負担額も増えます。
またオプションとして別途かかる費用もありほとんどは月額費用として加算されます。
オプションの内容は人数カウントや属性分析機能、年齢判別など利用するAIの分析機能によって追加されます。中には基本月額費用は0円でコール数に応じて費用が発生する従量制の料金体系の会社もあります。
本サイトではAIカメラ製品を提供する26社について調査しました。その中から公式サイト上で料金を掲載し、価格を公表しているものをピックアップしてその料金体系を紹介しています。
初期費用:66,000円(税込)~/台
月額費用:5,500円(税込)~/台
※往復の送料別
初期費用:実費(解析を行うカメラ・映像データを用意)
月額費用:3,278円(税込)※混雑状況可視化機能(APIコール回数5万回分/月を含む)
オプション:1,078円(税込)※API利用数追加オプション(APIコール回数を10万回追加
初期費用:495,000円~(税込)
月額費用:16,500円(税込)/カメラ1台につき
(AI使い放題パック)
オプション(月額):5,500~16,500円(税込)/カメラ1台につき
(性別判別、年齢判別、空席空車カウント、特定人物選出、部外者検出)
初期費用:13,000円~(税不明)
(ゲートウェイ機設定料:10,000円~、クラウド登録設定料:3,000円~)
月額費用:2,000円~(税不明)
(サービス利用料)
初期費用:86,900円(税込)
(契約事務手数料:11,000円、デバイス料金:75,900円)
月額費用:8,250円(税込)
(管理者ID利用料5.500円/ID、機器接続料 (通信費込)2,750円/台)
月額費用(AIモデル利用料)(税込)
初期費用:110,000円(税込)
月額費用:11,000円(税込)
初期費用:9,900円(税込)
月額費用:0円(税込)
※10円/コール(解析)
初期費用:
カメラ費用 220,000円~(税込)
設置・設定費用 330,000円~(税込)
月額費用:
来客分析 5,500円~(税込)
混雑度分析 5,500円~(税込)
【用途別】AIカメラ解説
AIカメラのできることは種類による違いがあり、大きく分けると「分析・マーケティング」「従業員管理」「防犯対策」の3つに商品分類されます。まずはそれぞれにどのような機能があり、どのような役割を果たすのか知りましょう。
主に店舗や街などの人流データ収集や行動分析に使用されます。来店者数のカウントや性別・年齢分析、導線・購入分析など、顧客の状況を把握することで店舗運営に活用します。
主にスタッフの管理目的のために使用されています。入退室管理、勤怠管理、情報漏防止、横領・盗難の監視など、従業員の移動を把握することに役立ちます。
万引きや暴力などの防犯を目的として利用されています。顔認証および怪しい動きなどを察知し、事件・事故の発見、不審者検知、不審者通知、万引きの抑止につなげます。
選定条件:
2022年4月20日、Google検索した上位26社のうち、「分析・マーケティング」市場で最も価格が安い「メバル」、「従業員管理」市場で最も外部システムと連携できる「SECURE」、「防犯対策」市場で最も導入事例が多い「VAAKEYE」として選出しました。