AIカメラの導入や維持するためには費用がかかりますが、各社料金体系はさまざまです。そこで価格を公表している会社の情報を収集し、導入費用相場についてまとめました。
導入時にかかる費用です。内訳項目としてカメラなど機器代やシステム設定費用、工事費、契約事務手数料などがあります。費用相場は10万円前後ですが機器代や工事は別途になっているケースもあり、その場合は導入企業側で負担します。
通常はハードウェアとしてカメラの台数が増えれば、それだけ設置費用がかかます。その他、レンタルプランが用意されている場合もあり、初期費用は発生せず利用している間のみ月額費用がかかります。
月々の利用料としてかかる費用で、1万円前後/月が相場です。カメラ1台につき発生するケースもあり台数が多いと負担額も増えます。
またオプションとして別途かかる費用もありほとんどは月額費用として加算されます。
オプションの内容は人数カウントや属性分析機能、年齢判別など利用するAIの分析機能によって追加されます。中には基本月額費用は0円でコール数に応じて費用が発生する従量制の料金体系の会社もあります。
まざまな場面で活用が可能なAIカメラですが、初期費用や毎月の利用料など、費用が発生するのも事実。費用がネックになったり、使ってみたいけれど本当に活用できるのか不安…という方には短期間から利用できるレンタルもおすすめ。
下記のページでは、レンタルに対応したAIカメラを、用途別に3製品紹介しています。AIカメラに興味のある方はぜひチェックしてみてください。
施設などの稼働状況や混雑状況を解析できるメバル。
設置場所にいる人々の性別や年齢などの属性データも収集でき、分析・マーケティングやコスト削減に応用できるのが魅力です。導入実績も充実しています。
初期費用 | 66,000円 |
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月額費用 | 5,500円/台 |
用途の異なるいくつものAIカメラを展開するAWL。
体温検知やマスク検知といった、感染症対策向けの機能が魅力です。またデジタルサイネージと連携した機能も充実。データを収集し、広告効果を高めることができます。
初期費用 | 77,000円〜 715,000円 |
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月額費用 | 4,400円/台 |
※設置費用別
通信回線やクラウドなどを含めたパッケージで、一括で導入できる、KDDIのAIカメラ。カメラ内部でAI解析を行うため、サーバーの運用やデータの保管などのコストが抑えられます。人物の属性データなどが検知可能です。
初期費用 | 11,000円+デバイス料金個別相談 |
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月額費用 | 9,900円~ |
※設置費用別
選定条件:
2024年1月時点で当サイトにて紹介しているAIカメラのうち、HPに初期費用と月額費用の記載があるエッジAIカメラとして、「メバル」「AWL」「KDDI IoTクラウド Standard エッジAIカメラ」を選出しました。
【用途別】AIカメラ解説
AIカメラのできることは種類による違いがあり、大きく分けると「分析・マーケティング」「従業員管理」「防犯対策」の3つに商品分類されます。まずはそれぞれにどのような機能があり、どのような役割を果たすのか知りましょう。
主に店舗や街などの人流データ収集や行動分析に使用されます。来店者数のカウントや性別・年齢分析、導線・購入分析など、顧客の状況を把握することで店舗運営に活用します。
主にスタッフの管理目的のために使用されています。入退室管理、勤怠管理、情報漏防止、横領・盗難の監視など、従業員の移動を把握することに役立ちます。
万引きや暴力などの防犯を目的として利用されています。顔認証および怪しい動きなどを察知し、事件・事故の発見、不審者検知、不審者通知、万引きの抑止につなげます。
選定条件:
2022年4月20日、Google検索した上位26社のうち、「分析・マーケティング」市場で最も価格が安い「メバル」、「従業員管理」市場で最も外部システムと連携できる「SECURE」、「防犯対策」市場で最も導入事例が多い「VAAKEYE」として選出しました。
低価格と性能を両立
したAIカメラ「メバル」
低価格と性能を両立
したAIカメラ「メバル」