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AIカメラのレンタルについて

さまざまな用途に用いることができるAIカメラに着目し、導入を考えている企業も多いのではないでしょうか。ただ、初めて導入する場合にはどのメーカーや機種を選んでいいのか迷うこともあると思います。そんなときにおすすめしたいのがAIカメラのレンタルです。ここではAIカメラのレンタルについて、メリットや活用事例を紹介しています。

AIカメラをレンタルすることで得られるメリットとは?

AIカメラをレンタルすることで、購入する場合とどんな点が異なってくるのでしょう。そこにはレンタルならではのメリットも含まれています。ここではAIカメラのレンタルについて、どんなメリット得られるのか詳しく解説します。

高額なカメラも導入できる

これはAIカメラのデメリットとも言えるのですが、多くの場合、AIを搭載しているカメラは高額です。特に高画質なものほど価格が高く、初期費用もかさむ傾向があります。
そのためAIカメラの導入を考えている側は予算が見合わずに諦めてしまうケースも見られます。
一方、AIカメラをレンタルした場合には初期費用を抑えて設置できますので、購入する場合よりも気軽に導入できるというメリットがあります。
ただし、長い目で見れば購入したほうが安上がりになることも考えられますので、充分に比較検討して選びましょう。

さまざまな種類を試しながら自社に合ったものが探せる

AIカメラには撮影・録画はもちろんのことAIを用いたさまざまな機能を搭載されています。ただし、AIカメラを提供しているメーカーごとに、得意とする分野、付与できる機能にはそれぞれに違いが見られます。
そのためAIカメラを導入する際には、どのような目的で利用し、どんな機能を使いたいかで選ぶのがおすすめです。
しかし、AIカメラを初めて設置する場合などには、具体的にどんな機能がどう役に立つのかわかりにくいということもあるでしょう。さらには自社に合っているかどうか色々な機能をまずは試してみたいという場合もあると思います。
そんなときに便利なのがAIカメラのレンタルです。レンタルであれば、使った分だけの費用を払い、ほかの機種へと容易に交換することができます。

故障した場合は保証対象となることもある

AIカメラをレンタルする際に気になるのが故障です。
まずAIカメラを購入する場合にはほとんどの場合1年から1年半ほどの保証が付与されており、購入者に落ち度のない故障であれば無料で修理や交換をしてもらえる可能性があります。
一方、AIカメラをレンタルした場合にもレンタル会社によっては保証をつけているところも見られます。
例えばAIカメラのレンタルをスタートする際に「保証料」として徴収し、一定期間がすぎて解約されれば全額返還。短期間での解約であれば、その期間に応じた保証金が返却されるというシステムです。

AIカメラのレンタル事例は?

さまざまな用途に使えるAIカメラは、レンタルでも数多くの分野で幅広い活用のされ方をしています。では、実際にはどのような場面で、どんな導入方法がとらえているのでしょう。ここでは参考として次のような事例を紹介します。

ポップアップストアのためにAIカメラをレンタル

AIカメラのレンタルは短期間だけ使用したい場合などにも便利です。
例えばS商事ではポップアップストアのためにAIカメラをレンタルしています。
店舗型移動サービス「ショップモビリティ」の集客数をAIによって分析し、ポップアップストアへの滞在時間やエリアなどを予め設定しておくことで、通行人と利用者を分類して集計することも可能にしました。
また、こうした利用者と通行人の人数だけでなく、それぞれの性別や年齢の相関性を可視化できるのもAIカメラの強みです。

アパレル店舗でキャンペーンを実施し売上げUP

ショッピングモール内のアパレル店舗が交通量調査データを活用して売り上げを伸ばした事例です。調査の結果、ショッピングモールのピークタイムが週末の午後2時から午後6時であることが判明。
この情報をもとに、店舗ではピークタイムに特別なセールやプロモーションを実施。訪れる顧客の多いタイミングに合わせた施策が功を奏し、売り上げアップにつながりました。

ランチメニューがSNSで話題に

ラーメン店を経営する店舗がAIカメラを導入。交通量調査によって昼間の人通りが多いことが分かり、それに合わせてランチ限定メニューを新たに開発しました。この工夫が成果を上げ、来店客が増加。
さらに、話題性のあるメニューとしてSNSでも注目され、人気店として広く知られるようになりました。

スポーツ選手の育成にAIカメラを活用

N大女子サッカー部では試合結果や課題を分析・共有することが選手のレベルアップにつながるとし、AIカメラを導入しました。選手の育成はもちろん、幅広いカテゴリで有効活用しています。
例えば会場によってはスタンドから撮影ができない場合もありますが、三脚を利用してAIカメラによる高い位置からの撮影などにも重宝しています。
N大女子サッカー部では今後もAIカメラとそのシステムの活用によって選手を育成・強化し、女子サッカー界の発展に貢献をしていくということです。

レンタルプランでマンションの不法投棄対策

マンションが建設された当時は、防犯カメラは必要ないと判断されていました。しかし、実際に経営を続ける中で、不法投棄や粗大ゴミの放置、エントランスでのポストへのいたずらなど、いくつかのトラブルが発生していました。
特に問題となっていたのが、道路に面したゴミ捨て場への不法投棄です。これが繰り返されることで処分費用の負担が増え、マンション運営に影響を与えていました。このような状況を受け、セキュリティを強化するためカメラを導入しました。
当初リースで検討していたものの、初期費用0円という手軽さや無償修理といった魅力から、レンタルで利用されています。

AIカメラの導入にお試しレンタルがおすすめ!

AIカメラはもともとさまざまな場面で活用可能であるという可能性を秘めています。そんなAIカメラをレンタルすることで、さらに気軽に、幅広い使い道が生まれます。AIカメラの導入を考えている場合には、まず試しにレンタルしてみてはいかがでしょうか。
当サイトではほかにも用途ごとにAIカメラを選ぶポイントやAIカメラ製品を一覧で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

レンタル対応のAIカメラ

レンタルに対応し、公式HPに費用が掲載されている製品を「分析・マーケティング」「防犯」「スポーツ分析」に分け、それぞれからおすすめのAIカメラを紹介します。

分析・マーケティング
(メバル)

メバルのHPキャプチャ
引用元HP:メバル
https://www.tara.co.jp/mebaru

メバルは、工事不要の高性能カメラです。来場者の性別・年齢、滞留時間を自動収集・解析し、個人情報保護に配慮してサーバーには解析結果のみを送信します。混雑度検知や異常検知アラート機能も備えており、商業施設やイベント会場での来場者分析に有効です。

レンタル費用(税込)

2週間 32,780円
1カ月 43,780円
3カ月 32,780円
6カ月 27,280円
1年 21,780円

メバルの公式HPで
レンタルの詳細をみる

防犯
(トリニティー)

株式会社トリニティーのHPキャプチャ
引用元HP:株式会社トリニティー
https://www.office-trinity.com/

株式会社トリニティーは、中部圏、関東圏、関西圏で防犯カメラの製造、販売、施工、メンテナンスを行う総合セキュリティ商社。AIやIoT技術を活用したセキュリティソリューションを数多く提供しており、空き家や工場などでの高精度な侵入検知システムを開発しています。

レンタル費用(税込)

1ヵ月以内 55,000円
2ヵ月以内 49,500円
3ヵ月以内 44,000円
4ヵ月以内 38,500円
5ヵ月以内 33,000円
1年以上 5,500円~

トリニティーの公式HP
でレンタルの詳細をみる

スポーツ分析
(Veo)

Cloud9のHPキャプチャ
引用元HP:Cloud9
https://cloud9-jp.net/

Veoは、スポーツ試合の自動追尾撮影やプレー映像の記録・分析・編集機能を持つカメラです。俯瞰的な視点からチーム・個人のプレーを確認でき、パフォーマンスの向上や戦術の落とし込み・分析に役立ちます。サッカーをはじめとしたスポーツチームに導入されています。

レンタル費用(税込)

基本プラン 25,300円
AI分析付きプラン 30,800円
ライブ配信付きプラン 30,800円
AIフルセットプラン 34,100円

※別途契約料/110,000円、保証料/50,000円

Cloud9の公式HPで
レンタルの詳細をみる

費用で比較!おすすめエッジAIカメラ

メバル
メバルのHPキャプチャ
引用元HP:メバル
https://www.tara.co.jp/mebaru

施設などの稼働状況や混雑状況を解析できるメバル。
設置場所にいる人々の性別や年齢などの属性データも収集でき、分析・マーケティングやコスト削減に応用できるのが魅力です。導入実績も充実しています。

料金
初期費用 66,000円
月額費用 5,500円/台

 

搭載機能
  • 混雑度検知機能
  • 異常検知アラート機能
  • 性別分析機能
  • 利用者カウント機能
  • 年齢分析機能
  • サイネージ表示機能

メバルの公式HPで
製品の詳細をみる

AWL lite
AWL株式会社のHPキャプチャ
引用元HP:AWL株式会社
https://awl.co.jp/services/awl-lite/

用途の異なるいくつものAIカメラを展開するAWL。
体温検知やマスク検知といった、感染症対策向けの機能が魅力です。またデジタルサイネージと連携した機能も充実。データを収集し、広告効果を高めることができます。

料金
初期費用 77,000円〜
715,000円
月額費用 4,400円/台

※設置費用別

搭載機能
  • マスク検知
  • 混雑度推定
  • 消毒検知
  • 広告最適化(開発中)
  • 滞在時間検知etc

AWL liteの公式HPで
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KDDI IoTクラウド Standard エッジAIカメラ
KDDI株式会社のHPキャプチャ
引用元HP:KDDI株式会社
https://biz.kddi.com/service/iot-cloud-standard/edge-aicamera/

通信回線やクラウドなどを含めたパッケージで、一括で導入できる、KDDIのAIカメラ。カメラ内部でAI解析を行うため、サーバーの運用やデータの保管などのコストが抑えられます。人物の属性データなどが検知可能です。

料金
初期費用 11,000円+デバイス料金個別相談
月額費用 9,900円~

※設置費用別

搭載機能
  • 属性検知機能
  • 出入り検知機能
  • 表情解析機能
  • 人数カウント機能

KDDIの公式HPで
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選定条件:
2024年1月時点で当サイトにて紹介しているAIカメラのうち、HPに初期費用と月額費用の記載があるエッジAIカメラとして、「メバル」「AWL」「KDDI IoTクラウド Standard エッジAIカメラ」を選出しました。

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