大手のエンターテイメント企業として有名なA社で、AI技術を活用した、イベント来場者の表情をカメラで検知し、ライブで演奏されている楽曲や盛り上がり状況と、感情との関連性を分析・数値化できるライブイベント来場者分析システムを開発しました。マイクロソフトのAIサービス「Microsoft Cognitive Services」を採用し、感情を分析できる画期的なもので、導入に向けた実証実験も行われています。
イベントの客観的な評価をおこない、質や満足度の向上に活かすことを目的としたシステムで、曲順や演出のあり方、アーティストのパフォーマンススキルの定量評価や
グッズ購入者の属性分析など、様々なマーケティングに役立てることができます。
将来的にはライブ・イベントソリューションの外販も検討していく計画です。
参照元:トラベルボイス: https://www.travelvoice.jp/20170906-96525
2021年12に開催された「MERRY ROCK PARADE 2021」でAIエッジカメラ「IDEA counter」による滞在人数の常時計測を実施しました。新型コロナウイルス感染症関連課題にかかる実証プロジェクトとして行われたもので、滞在人数の可視化が目的です。大規模なイベント会場では、大人数の人が同時に入退場したり、複数の出入り口があるため、入退場者の管理が容易でなく、正確にできない懸念があり、その解決に向けての検証および、運用コストの削減の可否についての検証がポイントでした。
コロナ禍において、国の制限が緩和されたとはいえ、大規模なイベントの会場内の人数を把握して入退場者の管理を行うことは、これからの「安心・安全なイベント開催」の実現に繋げるためにも必要な措置です。
参照元:AIsmiley: https://aismiley.co.jp/ai_news/merry-rock-parade-2021-ai-count/
イベントやフェスを運営するにあたって、現場のスタッフの確保はとても重要です。大規模なイベントともなれば大勢のスタッフが必要になります。スタッフの数が多ければ多いだけ、確保はもちろん、管理・統括の業務も大変になります。アルバイトスタッフは、それぞれ能力や考えも違うので、全員が同じ動きをしてくれるわけではないからです。
そこで、受付対応などの業務を行うAIロボットやシステムを導入することで、大幅な人員削減が期待できます。AIロボットやシステムは、何台設置しても同じ対応をすることができるので管理業務をスリム化することも可能です。AIカメラを搭載したロボットは、道案内から苦情対応、警備など様々な業務をサポートすることができます。
会場内の滞在人数をリアルで把握できるようにすることで、入退場者の管理がしやすくなります。現在は多少緩和されつつあるとはいえ、国からの人数制限の規制は残ります。大規模な会場での人数制限を順守し、安心安全なイベント開催を実現させるためにもAIカメラの導入はメリットが大きいでしょう。
AIカメラが普通のカメラと違う点は、映した映像の中から様々なデータを収集し、数値化させる点です。来場者の年齢や性別、表情などを集計、分析した情報を次のイベントに生かすことで、よりイベントの質を高めることができるなどのメリットがあります。
AIカメラにも様々な種類があり、それぞれ特徴や得意な事があります。イベント業界にAIカメラを導入する目的としては、入退場者の管理及び来場者をカテゴリー別に集計、分析、滞在人数の把握による人数制限などがあげられます。来場者の年齢や性別、表情などを認識できるものを選ぶのがポイントです。
魅力的なコンテンツとして来場者と簡単な交流が可能な、イメージキャラクターとAIロボットを連携させるもアイデアの1つです。交流しながら来場者の様子やデータを収集できます。
当サイトでは、導入する目的に応じておすすめのAIカメラを紹介しています。 ぜひ、AIカメラを導入する際の参考にしてください。
【用途別】
おすすめAIカメラ3選
AIカメラのできることは種類による違いがあり、大きく分けると「店舗分析向け」「不良品分別向け」「防犯対策向け」の3つに商品分類されます。この3つの用途別に、それぞれおすすめのAIカメラを紹介します。各AIカメラの特徴を詳しく見てみてください。
複数店舗の売れ筋と来店者の属性が
測りづらい…分析しやすい機能で売上アップを狙いたい!!
人手をかけずに不良品を即分別!
システム連携で、ムダなくスムーズに流したい!
怪しい動きはAIが即キャッチ!
気づく前にアラートで、防犯対策をしたい!