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人工知能によって映像・画像を処理できるAIカメラは、金融機関でも多く採用されています。AIカメラが振り込み詐欺被害の防止に役立つと考えられているのです。
この記事では、金融業界がAIカメラを導入している事例、金融業界がAIカメラを使うメリットなどについてまとめました。
佐賀銀行が導入したAIカメラは、ATMを操作する人の動作をチェックする画像解析技術を活用しています。携帯電話をかけながらATMを操作しようとすると警告音が流れるようになっており、振り込み詐欺の防止を目指します。
電話をしているかどうかを判断するために、AIカメラが「骨格推定」技術を用いて利用者の腕やひじの角度をリアルタイム解析します。
ATMの前で携帯電話を耳に当てて通話しながら操作している姿勢を高精度に検知し、そのデータを基に警告音を鳴らして被害を未然に防ぐ仕組みを構築しています。
参照元:FNNプライムオンライン公式ページ:https://www.fnn.jp/articles/-/282766
既存の防犯カメラシステムにAIの画像分析を加えた例です。金融機関では共栄信用金庫が初めて導入しました。
カメラのデータを端末側で処理する機器で最大4台のカメラと接続。AIカメラを新規で丸ごと導入するよりも大幅にコストを押さえています。
携帯電話で通話をしながらATMを操作する人を感知し、注意音声を流しつつ店内のアラームを鳴らす仕組みとなっており、振り込み詐欺の高い防止効果を期待しています。
参照元:日本経済新聞公式ページ:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC14A8V0U3A111C2000000/
北洋銀行が導入したエッジAIカメラは、サーバーやクラウドで映像・画像のAI処理を行うのではなくカメラ側でAI処理を行うものです。処理スピードが速く、情報漏洩リスクを低減できるメリットがあります。
ATMの前で一定時間以上通話している人の行動をAIカメラが検知すると、担当者にリアルタイムで通知。顧客対応係が直接声をかけることで、詐欺被害を防ぎます。実際にATMを操作しているときだけでなく、電話をかけながら順番を待っている人の行動も検知します。
参照元:JVCKENWOOD公式ページ:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2021/05/press-210531-01.html
ATMでの通話動作や不審な動きをAIが自動検知した後は、迅速な実対応に繋げるための確実なアラート通知フローが稼働します。
検知が発生した瞬間に、バックヤードの行員へパトランプの点灯やタブレット端末へのポップアップを通じて即時通知を実行。これと連動してATM画面に警告表示を出しつつ、通知を受けた行員が直接顧客へ素早く声を掛けることで、冷静な判断を促し特殊詐欺を未然に防ぐ実用的な運用手順が確立されています。
従来の防犯カメラ運用では、インシデント発生時の映像確認に膨大な手間がかかるという現場の悩みがありました。ここでは、複数カメラを横断した検索機能が、金融機関での事後調査や報告業務をどのように効率化するのかを解説します。AIカメラ選びの新たな基準として参考にしてください。
対象者(不審者や特殊詐欺の出し子など)が1つのカメラの画角から外れるたびに、警備スタッフや行員が手作業で別のカメラの映像を1台ずつ確認・分析しなければならないのが従来の運用です。
この手作業による映像確認は、インシデント発生時の状況把握や現場管理者の報告書作成、さらには警察への捜査協力時において、時間と労力を要する原因となっています。
高度なシステムを導入することで、施設全体のカメラを横断して一繋ぎで分析・追跡が可能となり、報告書作成や足取り特定の手間を大幅に軽減できるため、金融機関の現場で重宝されています。
ATM周辺で帽子やマスクなどで顔を隠し、不審な引き出しを繰り返す人物に対し、服装や所持品などの特徴から、店舗入口や店内、ATM前、駐車場といった複数カメラの映像を横断して自動検索することが可能です。
複数のAIカメラから時系列で移動ルート(足取り)を一気に可視化して追跡できるため、社内報告や警察への情報提供を迅速に行えるメリットがあります。
金庫室やサーバー室、執務室などの重要区画において、「共連れ(テールゲート)」による不正入室や不審な滞留が発生した際にも、該当時間帯やエリアをカメラ横断で一括検索できます。
侵入経路や接触場所を遡って特定する逆引き検索により、物理セキュリティの強化と証拠保全の効率化を同時に実現します。
AIカメラで特定の行為を検知してアラームが鳴るようにすることで、詐欺被害を防止することができます。AIカメラでの監視は様々な金融機関での実証実験も多く行われています。
実際に、電話をかけながらATMを操作している姿を検知して警告音を鳴らす、担当者に通知するなどの運用を始めている金融機関もあります。
ATMにキャッシュカードや通帳などを置き忘れる人は少なくありません。AIカメラを設置することで、置き忘れを自動検知し担当者がすぐに確認できれば、置き忘れ防止や紛失・悪用トラブルの回避につなげられる可能性があるでしょう。
AIカメラに特定の人物を記憶させることもできますし、長時間滞在している人を検知するなど不審者を見つける効果も期待できます。
また、AIカメラでは指定人数以上の混雑を検出すると通知できるような設定もできるため、金融機関側が混雑状況や人数分析できるだけでなく、混雑情報を利用者に公開するなどの活用方法も検討できるでしょう。
不審者検出をさらに高度化させるため、顔認証システムと連携して過去にトラブルのあった要注意人物や指名手配犯を特定する防犯対策も注目されています。
事前に顔写真データをシステムへ登録しておくことで、入店時にAIカメラが瞬時に照合を行い、一致した場合は一般フロアに入る前に警備員や行員へ自動通知します。
さらに、ATM周辺での不自然な長時間の滞留や、覆面・ヘルメット・サングラスを深く着用したままの異常な動きを検知することで、強盗の未然防止や犯罪の下見行為を強力に阻止する効果を発揮します。
金融業界でAIカメラを選ぶのであれば、まず何を目的とするのかを明確にすることが大切です。振り込み詐欺被害を防ぐ目的であれば、携帯電話で通話をしながらATMを利用する、という動作を検知・アラートを出すことが大きな有効であるといわれています。
また、実際に導入する際には既存 of 防犯カメラシステムにAIカメラ機能を追加して使うのか、AIカメラを新規で導入するのかによっても選ぶAIカメラが変わってくるでしょう。
極めて高いセキュリティと機密保持が求められる金融機関においては、顧客のプライバシーや個人情報を守るカメラの選定基準が最優先されます。そのため、高画質な映像データをそのままクラウドへ送信・保存しない「エッジAIカメラ」を選ぶことが重要です。
カメラ本体(エッジ端末)の内部で画像解析を完結させ、外部へは検知結果のテキストデータやアラート通知のみを送る仕組みであれば、万が一の外部通信からの画像漏洩リスクを最小限に抑えることができ、厳格なセキュリティ要件をクリアできます。
銀行などの非常に強固なセキュリティで保護された基幹ネットワークシステムに、外部接続を必要とするAIカメラシステムを直接接続してしまうと、新たなセキュリティ上の脆弱性を生むリスクがあります。
そのため、既存の銀行ネットワークとは完全に分離した独立の通信網(LTE通信やサブギガ帯の無線通知など)を活用できる機器・ベンダーを選ぶべきです。これなら、既存の高度な社内システムに一切影響を与えたり負荷をかけたりすることなく、安全に最先端のAI防犯インフラを構築・運用することが可能です。
金融業界でAIカメラを選定する際は、通話検知や顔認証といったリアルタイムの機能だけでなく、事後検証や報告書作成のしやすさも必須の基準として検討すべきです。
トラブル発生時に単一のカメラごとにしか映像を振り返れないシステムでは、映像確認を担う管理担当者や警備員の作業負担は軽減されません。
施設全体や拠点全体を横断し、複数のAIカメラを跨いで一括検索・分析できるシステムを選ぶことが、金融業界における本当の意味での業務効率化と強固なガバナンス構築に繋がります。
店舗・行内全体から対象者を素早く特定するアピアランス検索
店舗フロアやATMコーナー、バックオフィス、駐車場など、多数のカメラが設置された金融機関内でインシデントが発生した際、録画映像を行員や警備スタッフがカメラごとに目視で確認・分析し続けるのには限界があります。AVIGILONのアピアランス(外観)検索なら、「特定の服装の色」や「性別」「車両の特徴」などを指定するだけで、AIが膨大な録画データから該当する人物や車両を抽出し、特定作業をサポートします。
複数カメラの連携によるシームレスな動線追跡と報告書作成の効率化
単体分析のカメラでは、不審人物が死角へ移動すると追跡が途切れ、別のカメラへ切り替えて分析し直す手間が生じます。AVIGILONは施設全体に設置された複数のAIカメラを横断して連携・一斉分析できるため、ATM前から店舗出口、駐車場へと移動する対象者の足取りを、途切れのないタイムラインとしてスムーズに繋ぎ合わせて確認できます。
厳格なセキュリティ管理と少人数での効率的な監視体制の両立
「重要エリア(金庫室・サーバー室)への侵入検知」や「共連れ入室のチェック」といった機能と、複数カメラの横断検索を組み合わせることで、少人数のスタッフでも施設全体の物理セキュリティを強固に保つことが可能です。トラブル発生時も対象の動線をスムーズに分析・把握でき、厳格なセキュリティの維持と報告業務の負担軽減を両立します。
金融機関の防犯強化と動線追跡を
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世の中のAIカメラは、大きく分けて「マーケティング」「入退室管理」「防犯」で分けられています。AIカメラを導入するのでしたら目的に応じて選びましょう。
当サイトでは、導入する目的に応じておすすめのAIカメラを紹介しています。ぜひ、AIカメラを導入する際の参考にしてください。
目的にあった強みを持つ
AIカメラ3選
AIカメラは、搭載されている機能によって得意分野が異なります。導入目的の中でも需要の高い「店舗分析」「防犯・犯罪検知」「不良品分別」に対して強みを持つAIカメラをご紹介します。
探したい映像を数秒で特定
少人数で負担をかけずに
異常を見逃さない体制を築きたい
来店客数と買上率を正確に把握し
感覚に頼らない店舗運営で
売上アップを狙いたい
人手をかけずに不良品を即分別
システム連携で、
ムダなくスムーズに流したい