企業や店舗などで、AIカメラの導入に関与した方々を対象にアンケート調査を実施いたしました。
カメラ選定の決め手となったものは何か、実際に効果を感じられているのかなど、利用者のリアルな声を掲載しています。
対象:所属する企業や店舗において、AIカメラ導入に関与したと回答した男女86名
2023年7月実施(調査機関:Fastask)
僅差ですが【分析・マーケティング】が最も理由として多い結果になりました。ただ撮るだけではなく、顔や性別年齢から行動まで追うことのできるAIカメラは客行動の分析やマーケティングとの親和性が高いのでしょう。
対象:所属する企業や店舗において、AIカメラ導入に関与したと回答した男女86名
2023年7月実施(調査機関:Fastask)
【機能】が一番の決め手になったという結果になりました。続いて【費用】【導入までの期間】が並びます。映像を映すだけであれば費用面や導入期間にもこだわりたいですが、やはりAIカメラである以上は機能を最も重視したいところです。
対象:所属する企業や店舗において、AIカメラ導入に際し機能が決め手になったと回答した男女68名
2023年7月実施(調査機関:Fastask)
【機能】が決め手になったと回答した方々に、更に機能について深堀りした質問に答えてもらいました。最も票を集めたのは【画角の広さ】【操作性の良さ】でした。続いて【分析の精度】【画質】が続きます。
カメラの設置場所にもよりますが、画角が広いカメラを選ぶことで1台でも全体が見渡せることになり、より効果を発揮するのでしょう。
対象:AIカメラ導入の理由について「分析・マーケティング」と回答した男女57名、「従業員管理」と回答した男女56名、「防犯対策」と回答した50名
2023年7月実施(調査機関:Fastask)
【分析・マーケティング】目的で導入した方では、なんとすべての方が効果を感じているようです。特に人の目だけではカバーできない領域において、AIカメラの効果は顕著に感じられることでしょう。
【従業員管理】と【防犯対策】目的で導入した方の1~2割ほどは、効果を感じられなかったようです。ではなぜ効果を感じられなかったのか、気になる理由を見ていきましょう。
対象: AIカメラ導入のビジネスへの効果について「あまり効果的ではなかった」「全く効果的ではなかった」と回答した男女14名(従業員管理6名、防犯対策8名)
2023年7月実施(調査機関:Fastask)
導入の理由別に質問しましたが、どちらも【費用体効果が薄い】ことが効果を感じなかった理由として1位に上がっています。一般的な監視/防犯カメラで代替できるような領域においては、敢えてAIカメラを選ぶ必要もなかったのでしょう。
2位は【分析精度が低い】でした。分析ができなければAIカメラの強みが生かせません。
マーケティングを目的に、機能面・費用面を重視して選ぶ事こそ、AIカメラの効果を最大限に感じられるようです。
【用途別】AIカメラ解説
AIカメラのできることは種類による違いがあり、大きく分けると「分析・マーケティング」「従業員管理」「防犯対策」の3つに商品分類されます。まずはそれぞれにどのような機能があり、どのような役割を果たすのか知りましょう。
店舗や街の人流データ収集を中心に、来店者の性別・年齢分布や行動パターン分析を行うAIカメラです。
駐車場の混雑度や店舗・イベント会場での購買行動を可視化でき、マーケティング戦略の最適化や経営改善に貢献します。工事不要で既存の防犯カメラを活用でき、低コストで導入可能な点も魅力です。
入退室管理や勤怠管理など、従業員管理の効率化を実現するAIカメラです。
高精度な顔認証機能により、マスク着用時でも正確な識別が可能で、顔認証や指紋認証などの生体認証の他にカード認証、番号認証にも対応。
情報漏洩防止や無人店舗の運営支援など、セキュリティと効率を兼ね備えたツールとして活用されています。
人の行動をリアルタイムに解析し、万引きや暴力行為、不審者の検知を行う防犯対策特化型のAIカメラです。
異常行動の早期発見や即時通知機能を備え、事件や事故の未然防止を実現します。
小売店や公共施設など、さまざまな現場で安全管理の強化に寄与しています。
選定条件:
2022年4月20日、Google検索した上位26社のうち、「分析・マーケティング」市場で最も価格が安い「メバル」、「従業員管理」市場で最も外部システムと連携できる「SECURE」、「防犯対策」市場で最も導入事例が多い「VAAKEYE」として選出しました。