個人から大企業まで、活躍の場を拡げているAIカメラ。安定的に撮影を続けるためには防水性能も重要です。ここでは、AIカメラに防水性能が求められる場面や実際の事例について紹介します。
AIカメラは屋内だけではなく、屋外や玄関・エントランス部、湿気の高い場所などに設置される場合があります。
人の往来を確認したり犯罪を検知したりする際には、道路や駐車場が見渡せる場所に設置します。庭や軒先、雨樋の隣や門の付近といった目立たない場所に設置されるケースも多くみられます。
屋外は雨風が直接吹き付けるほか、冬季には降雪や積雪も考えられます。水にさらされた状態でも安定的に撮影を行えるように、防水性能を搭載したモデルを選びたいところです。
SORACOMが提供する「S+ Camera WP v2.1」届いてからすぐに使用開始できる屋外対応AIカメラです。防滴対応のAC/DCアダプターや防水キャプコンなどの防水機能を搭載しているため、屋外での使用に適しています。
※S+ Cameraシリーズは2024年12月末で提供終了予定
FCNT株式会社の「エッジAIカメラ1号機 AW01」は、防水防塵(IP65)対応型のAIカメラです。屋外でも使える5G/ローカル5G対応のエッジAIカメラで、大容量バッテリー・自律再起動・連続動作に耐える放熱構造など長期使用に耐えうる便利な機能が搭載されています。
株式会社JUSTYが新たに提供を開始した「JUSTY」は、24時間防犯と見守りを叶えるAI搭載型の防犯&⾒守りカメラです。ワンコインから利用がスタートできる価格帯に加え、クリアな映像やAIによるプライバシー保護を搭載。IP65防水・防塵にナイトモードを搭載しているため、屋外への設置も可能です。
AIカメラは屋内の防犯や見守りにはもちろん、屋外での活動監視や防犯にも役立てられています。安定的に使用を続けるためには防水機能が欠かせません。
本記事で紹介したモデルのIP65防水・防塵性能であれば、防塵6級(粉塵が入りこまない)に防水5級(あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない)レベルを満たしていることになるため、性能面をよく比較して選びましょう。
当サイトでは用途別にAIカメラを選ぶポイントやAIカメラ製品を一覧で紹介しています。以下のページもぜひ参考にしてください。
【用途別】AIカメラ解説
AIカメラのできることは種類による違いがあり、大きく分けると「分析・マーケティング」「従業員管理」「防犯対策」の3つに商品分類されます。まずはそれぞれにどのような機能があり、どのような役割を果たすのか知りましょう。
主に店舗や街などの人流データ収集や行動分析に使用されます。来店者数のカウントや性別・年齢分析、導線・購入分析など、顧客の状況を把握することで店舗運営に活用します。
主にスタッフの管理目的のために使用されています。入退室管理、勤怠管理、情報漏防止、横領・盗難の監視など、従業員の移動を把握することに役立ちます。
万引きや暴力などの防犯を目的として利用されています。顔認証および怪しい動きなどを察知し、事件・事故の発見、不審者検知、不審者通知、万引きの抑止につなげます。
選定条件:
2022年4月20日、Google検索した上位26社のうち、「分析・マーケティング」市場で最も価格が安い「メバル」、「従業員管理」市場で最も外部システムと連携できる「SECURE」、「防犯対策」市場で最も導入事例が多い「VAAKEYE」として選出しました。
低価格と性能を両立
したAIカメラ「メバル」
低価格と性能を両立
したAIカメラ「メバル」